02-05 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
2024年09月03日(火)
日本土壌肥料学会2024年度福岡大会「高校生による研究発表会」【探究Ⅲ・60D63班】
9月3日,福岡国際会議場で開催された「日本土壌肥料学会2024年度福岡大会『高校生による研究発表会』」に60D63班が参加し発表を行いました。
本校がSSHに指定されて以降,初の学会参加です。
今回は様々な高校から14の参加があり,それぞれがコアタイム(45分間)の中で発表を繰り返しました。
※一部画像を加工しています。
農業高校から多数参加があり,高校生が行っている専門的な研究に触れることができたと共に,自分のたちの発表に対しても深い助言をいただくことができたそうです。
【生徒の感想】
- 企業団体ブースが設置されており,企業の方からも研究に対する意見やアドバイスをいただけた。参加してよかったと心から思った。
- 土壌や肥料に関する研究ばかりだったので,質疑応答がこれまで参加した発表会の中でもっとも活発だった。初めていただくアドバイスも多く,嬉しかった。
60期の探究活動・課題研究に関する発表会参加はこの60D63班で最後となりました。
原稿を持たずに発表するようになったり,新たな視点から自らアドバイスを得ようとしたり,多くの生徒たちが探究活動を通して成長を見せてくれました。
2024年08月09日(金)
鹿児島国際大学・高校生よかアイデア課題探究発表大会(60B42班)
8月9日,鹿児島国際大学が主催する「高校生よかアイデア課題探究発表大会」に探究III・60B42班が参加しました。
60B42班が探究で取り組んできたテーマは「鹿児島中央高校新星スター誕生計画!」。
昨年度創立60周年を迎えた本校をもっと盛り上げるために誰もが親しみを感じるキャラクターを考案・制作するという研究でした。
6月の文化祭でも披露したこのキャラクター,校是である「自主」・「好学」・「敬愛」がモチーフとなっています。
▲6月の文化祭で初披露となりました。
発表時間ギリギリまで戦略を立て,余念がない4人。
ポップやキャラクターを並べ,発表ブースをより華やかに仕上げました。
多くの方に注目していただき,「1時間があっという間だった」(発表生徒)そうです。
残念ながら受賞はなりませんでしたが,キャラクターの3D化など今後の展望を語る4人の姿がありました。
2024年08月06日(火)
SSH課題研究交流会(愛知県名古屋市)
7月31日,愛知県立一宮高校主催・「令和6年SSH課題研究交流会」に本校科学部3名が参加しました。
こちらは成果披露でなく研究の「今後の発展を目指す」ことが目的の意見交換・交流に重きが置かれた会で,新規研究テーマに取り組んで日の浅い本校生徒も名古屋大学理学部の先生やTAの方々,愛知県の高校生と意見交換できることを楽しみに臨みました。
▼会場の名古屋大学・野依記念学術交流館 前で
ポスター発表の前に,スライドを使ったミニスピーチ発表が行われました。
ポスター発表会場の様子です。参加者全員から「研究」に対する熱意・愛情・リスペクトが感じられました。
▼積極的に質問を行いました。※本校生以外には画像加工を施しております。
本校ブースにて。ミニスピーチの中で「現在,行き詰まりを感じています。ぜひアドバイスをお願いします」とコメントしたためか,多くの方々が研究の方向性・可能性を考え,ご助言くださいました。
会終了後,鹿児島中央高校科学部の活性・盛り上げを約束し合う3人でした。
2024年08月04日(日)
SSHニュース第36号
SSHニュース第36号を発行しました。
先日のSSH「探究III」課題研究最終報告会について特集しています。
なお,バックナンバーは以下のリンクからご覧いただけます。
SSHニュースバックナンバー(鹿児島中央高校SSH特設ホームページ内)
2024年07月31日(水)
1学年 探究I 学問探究発表会
探究Iの時間に1年生学問探究発表会を開催しました。
1年生が継続して行う探究活動の一つである『学問探究』の総まとめです。
今年度は例年よりだいぶ早く,この時期に行うことになり,熱中症対策を兼ねて,発表者が情報処理室で発表する様子を教室へ映像配信するスタイルで行いました。
生徒は「心理学」「医学」などの大別した学問分野でグループを作り「発達心理学」や「臨床薬学」,「古生物学」というような細かい学問分野を選んで,探究活動を行ってきました。
先日行った分野別の発表会を経て,各分野の代表グループが今回,発表を行いました。
各グループの発表は独自性を出すため,学問の歴史や内容だけでなく,日常とのかかわり,研究内容と深い関連のある大学や研究施設,将来への展望など多岐にわたって調べていました。
今回の発表は「テーマ設定」,「調査」,「まとめ」,「発表」などのいわゆる探究活動を意識した流れになっており,後期から始まる本格的な探究活動への第一歩ともいえます。
2024年07月29日(月)
鹿児島中央高校STEAM講座
7月24日~26日,夏期課外の4校時目を活用して「鹿中央STEAM講座」を実施しました。
これは,先端研究に携わる大学の先生から直接研究内容等について話を聞くことで生徒の科学分野に対する興味関心を高め,今後の課題研究に対する積極的かつ意欲的な態度を育てることを目的としています。
今回は鹿児島大学から8名の先生を講師にお迎えしました。
▲教育学部・瀬戸房子 教授 「家庭科」
▲法文学部・高倉啓 助教 「経済学と必要な微分・積分」
▲水産学部・久賀みず保 准教授 「食卓からカツオ節が消える!?」
▲工学部・橋本雅仁 教授 「微生物産業と生物工学」
▲医学部・柏谷英樹 講師 「香りとフェロモンの脳科学」
▲農学部・渡部由香 准教授 「再生水を使ったれき耕で腎臓病患者のためにカリウム低減野菜をつくる」
▲理学部・伊東祐二 教授 「タンパク質を薬にする新しいバイオ医薬品」
▲医学部・松田史代 助教 「理学療法と国際交流」
講座には延べ200名の生徒が参加し,各先生の話を熱心に聞いていました。
1年生はこれからのテーマ設定に,2年生はいま自分たちが取り組もうとしている課題研究に対しての意識が高まったと思います。
ご協力いただいた先生方,ありがとうございました。
2024年07月16日(火)
令和6年度SSH「探究III」課題研究最終報告会
7月10日(水)に宝山ホールでSSH「探究III」課題研究最終報告会を実施しました。
1・2年生をはじめ,教育関係者や保護者の皆様,また約100名の長田中学校の生徒さんたちの前で,3年生すべての研究班が探究活動の集大成・成果を発表しました。
▲60B40班は発表を英語で行いました。スライドの言語もすべて英語です。
詳細は次号SSHニュースでご紹介します。
2024年07月08日(月)
データサイエンス基礎講座
6月5日,2年生に向けて「データサイエンス基礎講座」を開催しました。
これは,2年生が探究活動を本格化させる前に統計学について理解を深め,課題研究で取り入れ活用することを期待して今年度初めて実施しました。
講師には下関市立大学データサイエンス学部データサイエンス学科の中上裕有樹先生をお迎えし,具体的な事例を交えながら講演していただきました。
「次元の圧縮/縮約」という考え方を使ってあるデータを別の視点から考える具体的なプロセスや,数学で学習するグラフの適切な選択など,内容は多岐にわたり非常に充実したものでした。
特に「芸術や文学などの文系分野にもデータサイエンスが活用できる」という点は生徒にとっても新鮮だったのではないでしょうか。
事後アンケートでは
「同じデータを取り扱っていたとしても、使う図やグラフによってより簡単に視覚化できることを改めて学べた」
「探究で数値をたくさん用いる実験をしようと思っているので、データをグラフにする際の可視化の話などがとても参考になった」
「統計一つでより実験の結果に説得力を持たせられるのは素晴らしいとも思った」
などの感想が寄せられ,多くの学びが得られたようでした。
2024年07月03日(水)
Q-1 U-18が未来を変える☆研究発表SHOW ベスト8【探究III60C60班】
先日の記事で少し触れておりますが,60C60班が「Q-1 U-18が未来を変える☆研究発表SHOW 2024年大会」(朝日放送テレビ)でベスト8入りを果たしました。
Q-1 U-18が未来を変える☆研究発表SHOW 2024年大会 公式サイト
STEAM JAPAN AWARD 2023→2024応募時より研究内容をさらに進化させ,テーマも「AI×高齢者~見守りシステムを作る~」となりました。
7月14日,ベスト8進出班として日本科学未来館でポスター発表を行う予定です。
おめでとうございます!
▲最終審査前のプレゼン練習風景
2024年06月21日(金)
R6年度の学校紹介動画
放送部の生徒が,鹿児島中央高校の学校紹介動画を作成してくれました。どうぞご覧ください。YouTube鹿児島県教育庁高校教育課チャンネル(https://www.youtube.com/@kou-sinkou)でもご覧いただけます。