公開日 2016年04月14日(Thu)
校長挨拶 江口公三
校長挨拶
鹿児島中央高校の平成28年度がスタートし,第54期生が入学してきました。 第51期生が3月に卒業し,新しい伝統を築くべく学校創立百周年に向け,一歩を歩み出しています。
51期生の先輩に続けと52期生,53期生の後輩諸君も母校への思いを深めつつ,新たな出発を始めました。中央高校生であることに自信と誇りをもち,中央魂である品格をもって孤軍奮闘中です。
本校の校是 「三綱領・五条目」について。
初代校長 柳 直一先生の建学の思い。
「自主(自主独立)・好学(好学愛知)・敬愛(敬天愛人)」の三綱領。
そして,五条目。
「志操は高く,品格ある青年学徒たれ」,
「易きにつかず,学道に専心せよ」
「共励切磋,和して同ずるなかれ」
「自主自立,責任を完遂せよ」
「積極敢為,自ら運命を開拓せよ」
と,中央高校生に対して,「未来を託した生徒諸君,『自覚と矜持(誇り)』をもって学業に励みなさい。」と語られているようです。
また,校章の3本の矢は,勢いを落とすことなく回転するコマの姿であると言われています。現代風に見方を変えれば,私には360度,すべての方向に,自らの大きなベクトルを広げ,あらゆることに挑戦して,伸びようとする生徒の生き方を示しているように見えます。常に積極的に,前向きに進む若者たちの決意に思えてきます。
鹿児島中央高校の青年学徒たちは,今以上に「学ぶ」ことに,がむしゃらになってもらいたい。そしてもっともっと高いレベルで人生を考え,型にはまらず,多くのことを学び,グローバル社会に通用する,地球規模での人格者に成長してもらいたいと日頃から願っています。学校は「学ぶための道場である。」ことを再度認識しながらこの一年,生徒たち一人一人の夢を現実に叶えるよう職員一同精一杯努力して参りたいと考えています。