公開日 2017年10月30日(Mon)
1年生の授業『科学と人間生活』の活動報告 第4弾です。
後期の実験は,
【物理分野】 比熱測定
【化学分野】 プラスチックを調べる
【生物分野】 光合成の最適な条件を探る
【地学分野】 火山起源の堆積物を分類しよう
【環境・エネルギー分野】 風力発電
以上の5つのテーマに各班が取り組みます。
物理分野では,熱した金属を水に入れ,温度の変化を測定して金属の比熱を算出する実験をしています。
熱を逃がさない工夫と正確な質量・温度測定が成功のカギです。
化学分野では,各自が持ち寄った様々なプラスチックを燃焼させたり,薬品との反応を見たりしてそれぞれの特性を調べています。
プラスチックは便利な物質ですが,どんな問題点があるのか気づいてほしいです。
生物分野は,オオカナダモに光を当て,出てくる気泡の数から光合成の速度を測ります。光源との距離や,光の色を変えるとどのような結果が得られるでしょうか?
地学分野は,堆積物をふるいにかけて粒子の大きさごとに分け,その割合を分析します。試料によってどのような特徴があるのか考察することが重要です。
環境・エネルギー分野は,ペットボトルで風車を作成し,扇風機を用いた簡易風洞装置で回転させて発電量を測定します。どの形状が最も効率よく発電するか探りながら,学年NO.1の発電量を競います。
どの班も,活発に議論しながら考えを深め,それぞれ工夫して実験に取り組んでいました。
実験後はノートをまとめてレポート作成です。
今回の探究活動を通して,さらに科学への興味関心を高めてもらいたいと思います。