公開日 2022年07月22日(Fri)
4~7月の各学年探究活動の取組を紹介します。
1年【探究基礎】
探究基礎の授業は,探究活動に必要な知識・技術を身につけることを目的としています。
4・5月,「探究活動とは?探究活動を行う意義とは?」について考えるオリエンテーションや図書館指導などを行いました。
6・7月,「科学的な考え方とは?」「課題研究テーマの作り方」について班活動で学習した他,Google社のアプリケーションを使った実習を行いました。
▲「科学的な考え方」で,生き物カードを使って三段論法を学びました。
▲「課題研究のテーマの作り方」で,SDGsに関する調べ学習も行いました。
▲スライド作成やファイル共有作業を実践し,また,クラス全員でGoogleMeet(ビデオ会議アプリケーション)を使ってみました。
1年【探究I】
2年次に行う課題研究の「過程」を学びます。前期は,興味・関心のある学問について調べ,ポスターにまとめて発表する「学問探究」を行います。
5月,「現在の自分」をテーマにアイデアマップを作成しました。
▲付箋に書いたキーワードを並べると,自分が興味のある分野が見えてきます。
▲クラスメイトのアイデアマップから新たな視点を得ることも。
今年度は「夢ナビ」プログラムを導入し,3,000以上の大学教授による講義動画から選択・視聴することで様々な学問に触れました。
6月,班編成を行い,各自インターネットや書籍などからテーマとした学問に関する資料集めを行いました。現在は調査内容をポスターにまとめる活動を行っています。
学群別・全体発表会は9月に実施予定です。
2年【探究II】
探究IIは1年次に設定したテーマの課題研究に本格的に取り組みます。今年度の探究II研究班は87にのぼります。4月以降の研究活動は,予算書で請求した物品を使って実験データの取得を開始したり,事前アンケートを作成・集計したり,研究の協力機関を探して連絡をとるなど各班様々でした。
秋の中間報告会では研究の進捗状況を発表します。
3年【探究III】
「SSH最終報告会」に向けポスター作成と論文作成を進めてきました。7月8日に実施した報告会では,全89班が研究の集大成をポスターで発表しました。
約1年半取り組んできた課題研究はこの発表会で区切りを迎えました。
3年【SSH先端研究機関研修】
7月11・12日,1年次に学問探究発表会で優秀な発表を行った班のメンバー9名が,延期になっていたSSH先端研究機関研修に参加しました。研修で九州大学筑紫キャンパス,九州国立博物館,ブリヂストン久留米工場,御船町恐竜博物館を訪問しました。
※すべて撮影許可を得ています。
研修に参加した生徒によると,それぞれの訪問先で刺激を受け見聞を広めることができたようです。
▲九州大学筑紫キャンパス研修でお世話になった島ノ江憲剛先生と。
8月以降も,本校のSSH事業や探究活動の様子をブログでお知らせします。