公開日 2023年12月11日(Mon)
67校の中学校・高等学校から 2,672 件の応募があり、本校から3名の生徒が受賞しました。おめでとうございます! 作品と、それぞれの受賞者のコメントを掲載します。
【高校生写真俳句部門】
学長賞 小吉真世 さん
Departure in the morning All I have with me is my shadow |
人それぞれいろいろな出発があってそれには孤独とか寂しさが伴っているけれど、自分が生きている証である影はそこにちゃんとあって、影があるということは光や希望があることを伝えたいと思い、この英語俳句を書きました。
【高校生課題俳句部門】
優秀賞 小野凛々香 さん
the fog of war clears sunflowers bloom all over the world |
世界中で頻繁に起こっている戦争をなかなか晴れない重い霧に例えて、その霧が晴れて、戦争や紛争が終わりますように。優しさの象徴である向日葵の花が世界中に咲きほこってほしいという願いを込めて書いた英語俳句です。
【高校生写真俳句部門】
優秀賞 武元悠眞 さん
Wave from the ferry to my parents scarf in hand |
自分の夢や目標に向かって島を旅立っていく時、見送りに来てくれている両親に船から母が編んでくれたマフラーを持って手を振る。このマフラーには、「新しい町で上手くやっていけるか」と不安な自分を支えてくれる両親からの温かな思いが詰まっていて、船から自分の場所を伝えるとともに、それまで育ててくれた両親への感謝の思いを表しました。 工夫した点は、船から手を振るという動作の広く見た情景から、マフラーを手にしているという部分的に見た次の情景に読む人の視点を動かしているという点です。