公開日 2024年07月08日(Mon)
6月5日,2年生に向けて「データサイエンス基礎講座」を開催しました。
これは,2年生が探究活動を本格化させる前に統計学について理解を深め,課題研究で取り入れ活用することを期待して今年度初めて実施しました。
講師には下関市立大学データサイエンス学部データサイエンス学科の中上裕有樹先生をお迎えし,具体的な事例を交えながら講演していただきました。
「次元の圧縮/縮約」という考え方を使ってあるデータを別の視点から考える具体的なプロセスや,数学で学習するグラフの適切な選択など,内容は多岐にわたり非常に充実したものでした。
特に「芸術や文学などの文系分野にもデータサイエンスが活用できる」という点は生徒にとっても新鮮だったのではないでしょうか。
事後アンケートでは
「同じデータを取り扱っていたとしても、使う図やグラフによってより簡単に視覚化できることを改めて学べた」
「探究で数値をたくさん用いる実験をしようと思っているので、データをグラフにする際の可視化の話などがとても参考になった」
「統計一つでより実験の結果に説得力を持たせられるのは素晴らしいとも思った」
などの感想が寄せられ,多くの学びが得られたようでした。