02-05 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

  • 2025年02月21日(金)

    安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会

    SSH指定校・福島県立安積高等学校が主催する「安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会」に,本校から科学部2班(1年生6名・2年生1名)が外部参加校として参加させていただきました。

    ポスターセッション形式による発表を行いましたが,2班共,多くの聴衆を前に堂々と発表できていました。

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    発表体験はもちろんのこと,遠方の学校との交流経験も今後の学校生活で活かしてほしいと思います。

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    ▲2月7・8日。大雪の中での移動も経験しました。

  • 2025年01月17日(金)

    探究I「RESAS」に関する講演会

    1年生が探究活動を本格化させる前に,ビッグデータの利活用や分析手法について学んでもらうため,九州経済産業局 地域経済部地域経済課 R E S A S調査員の須藤哲様,吉田郁夫様を講師に,『「RESAS」に関する講演会』を行いました。RESASとは人口動態や産業構造などのビッグデータを扱う, 国が提供しているサービスであり,お二方はその担当部署の職員というお立場です。

    頂いた予習教材をもとに,情報Iの授業で簡単に今回扱うビッグデータはどのようなもので,なぜ国が作っているのかといった内容の説明を受けたり,RESASにアクセスして簡単な操作を体験したりしたうえで講演会に参加しました。

    講演ではクイズがありつつ,鹿児島県内の人口推移を図やグラフで確認したり,鹿児島の生産物がどこで消費されるかなど,RESASによる詳細なビッグデータを扱いながらデータを見ていきました。

    今回の体験・講演は今後の探究活動で調査分析をする際に必ず役に立つものです。ぜひ役立てより良い研究成果につなげていきましょう。

    いきましょう。

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  • 2025年01月17日(金)

    第5回 鹿児島県高校生探究コンテスト

    カクイックス交流センターで開催された『第5回鹿児島県高校生探究コンテスト』に本校から2年生の探究班10班が参加しました。コンテストには「スライド発表」と「ポスター発表」の2部門が設定されていますが、本校はすべてポスター部門に参加しました。

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    午前のスライド発表を観覧し、ワークショップに参加したあと、いよいよポスター発表です。

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    まだまだ研究途中のものもありましたが、各班ともしっかり発表することができました。

    聴衆からのアドバイスや他校の発表から得られたものも多かったようで、今後の探究活動の進展に期待です。

  • 2024年12月27日(金)

    科学三昧inあいち2024

    12月25日,愛知県立岡崎高校主催・あいち科学技術教育推進協議会発表会「科学三昧inあいち2024」が愛知県岡崎市で開催され,この歴史ある交流の場に本校科学部生物班3名が参加させていただきました。

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    ▲会場の自然科学研究機構岡崎コンファレンスセンター

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    ▲生物班3名。ナメクジに関する研究を行っています。

    愛知県内外から57の高校が参加し(発表件数:200),大学・研究機関を含め参加者数約800人の大規模な会でしたが,参加高校生の研究と発表に対する熱量は数字以上でした。

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    一方的に発表するのでなく,質疑応答・セッションが活発でお互い高め合う姿が印象的でした。(参加生徒・引率教員より)

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    また,高校だけでなく大学や研究機関・企業のブースが多数設けられており,ワークショップや情報発信が行われていました。

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    ▲分子科学研究所。VRアプリで動く分子の体験学習ブース。

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    ▲自然科学研究機構 基礎生物学研究所

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    ▲東海光学株式会社。脳波測定装置等の紹介。

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    一昨年度60期生(現3年生)がSSH先端研究機関研修の際にお世話いただいた,名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の先生からもお話を伺うことができました。

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    生物班にとって初のポスター発表の機会となりましたが,学び得たものが沢山あったようです。今後も研究活動は続きます。今回の貴重な経験を次に活かしてほしいと思います。

  • 2024年12月24日(火)

    SSHニュース第39号(SSH交流フェスタ・鹿児島大学理学部連携協定等)

    SSHニュース第39号を発行しました。

    SSHニュース第39号[PDF:363KB]

    なお,バックナンバーは以下のリンクからご覧いただけます。

    SSHニュースバックナンバー(鹿児島中央高校SSH特設ホームページ内)

  • 2024年12月23日(月)

    九州大学アカデミックフェスティバル2024「世界に羽ばたく高校生の成果発表会」

    九州大学が主催する「世界に羽ばたく高校生の成果発表会」に本校から11名が参加しました。

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    この会は,研究に興味関心のある九州・山口地区の高校生の研究への進化を図り将来の世界に羽ばたく人材の育成に寄与することを目的とされており,今回は60班がそれぞれの研究内容をポスターにまとめ発表を行いました。

    本校からは探究IIから「石が温暖化を止める!?」・「寝たきりの人の錠剤の飲みやすさの条件について」の2班,科学部1年生から「なぜ輪ゴムが的に当たらないのか」の計3班が審査員や参加高校生へ対して発表しました。

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    審査員の先生からはアドバイスと共に鋭い指摘をいただくこともあり,これまで気づかなかったことや疎かにしていた部分が明らかになったようです。

    ポスター発表後に行われた,九州大学をテーマにしたクイズ大会では大いに盛り上がり,他校の生徒と交流する良い機会となりました。

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    今回得たものをこれからの研究活動に活かしてほしいと思います。

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  • 2024年12月23日(月)

    1学年 SSH先端研究機関研修

    12月19日~20日に,前期「学問探究発表会」の結果,最優秀賞・優秀賞に選ばれた5班19名でSSH先端研究機関研修に行きました。

     

    九州大学水素エネルギー国際研究センター

    西原正通 副センター長・教授に「みらいのエネルギーとしての水素~脱炭素化を進めるには~」というテーマでセンターの活動内容や水素エネルギーの利用法や現在の問題点など,専門的な内容をわかりやすく説明してくださいました。終わった後も生徒の質問に丁寧に答えてくださいました。

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    九州先端科学技術研究所 マテリアル・オープン・ラボ

    金・銀のナノ粒子についての講義では鹿児島の薩摩切子にも利用されていることを知り,先端技術と鹿児島の伝統工芸との結びつきがあることを知り,生徒は驚いていました。その後,施設見学を行い,有機ELの研究をはじめ,いろいろな研究の話を聞くことができました。また,実際に電子顕微鏡などを操作し,ナノミリメートルの世界を見ることができました。

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    九州大学中央図書館

    館内を職員の方に案内していただきました。資料がどのように管理され利用されているかだけでなく,利用者が学習しやすい環境をどのように整えているかといった,図書館のもつ多くの視点を学び得ることができました。蔵書の量に圧倒された生徒も多かったようです。

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    卒業生(59期生:木下朋哉さん)との懇談

    中央図書館の2階で3月に卒業した木下さんが1年生に向けて今の大学生活の話や,高校時代の勉強や進路について語ってくれました。話を聞いてから九州大学に強い興味を抱いた生徒も多かったようで,予定時間を過ぎても熱心に質問していました。また,木下さんの話により「授業の大切さ」を再認識できたようです。

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    日産自動車九州

    ゲストルームとよばれる館内で一通りの説明を受け,スマートフォンやカメラを預けたあと,生産工場の見学を行いました。最後の車体検査では実際に車を動かしてエンジン音を響かせたり車体を左右に振ったりする様子を見ることができました。普段目にすることのない,外国向け専用の車体が並ぶ現場も見ることができました。

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    先端研究機関という名の通り,普段の学校では決して見ることのできない最先端の技術を目にし,生徒はとても有意義な時間を過ごすことができました。今回の研修で「研究者」という立場に興味を持立て生徒もいたようです。将来このような道に進んでくれる生徒が出ることを期待します。

  • 2024年12月17日(火)

    山下小学校 出前授業

    12月14日(土),鹿児島市立山下小学校で理科の出前授業を実施しました。

    これは,本校SSH事業の地域貢献活動として行うもので,児童に理科的な事象への興味関心を持たせ,小学校段階から中学校・高等学校へのキャリア教育の視点から連携を深めることを目的としています。

    これまでは感染症予防等の観点で実施を見送ってきましたが,今年度はじめて小学校での実施となりました。

    今回の出前授業には本校の科学部1年生6名が講師役として参加し,子どもたちに実験手順の説明をしたり,一緒に実験に参加したりしました。

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    ※掲載許可はいただいていますが,児童の顔が映らないよう写真を一部加工しています。

    今回のテーマは「物理分野 万華鏡を作ろう」と「化学分野 尿素の結晶で森を育てよう,酸とアルカリの反応を見てみよう」の2つ。対象は小学3年生です。

    物理分野では鏡の性質を学びながら,万華鏡に映る模様の変化について考える実験を行いました。また,化学分野では野菜に含まれる色素を抽出し,その溶液を用いて酸とアルカリによる中和反応の様子を観察する実験を行いました。

    小学3年生になり,はじめて【理科】を学んでいる子どもたち。反応も上々で,終始賑やかななかでの出前授業となりました。今後も近隣の小中学校との連携を深めていきたいと考えています。

    今回協力いただいた山下小学校のみなさん,ありがとうございました。

  • 2024年12月09日(月)

    理工系で活躍される女性研究者による講演会

    12月6日の6・7限目、理工系分野で活躍する女性研究者を招いた講演会が開催されました。講師として登壇したのは株式会社トヨタ車体研究所の二反田あゆみさんです。研究者としてのキャリアや日々の業務について、具体的な事例を交えながら紹介されました。

    二反田さんは本校の卒業生であり,九州工業大学に進学し,現在はトヨタ車体研究所のボデー開発部評価部門で働いています。講演では、実際の車両部品に触れながらクイズ形式で性能を考えたり、空力解析についてモデルを用いた実験を披露したりするなど、様々なアプローチでその魅力などについてお話しいただきました。

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    ▲一部非公開・画像を加工しています

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    また、講演の最後には研究職の仕事内容も紹介され、実験や解析業務だけでなく、プロジェクトにおける打ち合わせや意見交換も研究者の重要な役割であると強調されました。

    今回の講演会を通じて、理工系分野の現場での具体的な業務内容やプロジェクトの進行過程が明確に示され、生徒たちの進路選択に向けた理解が深まりました。

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  • 2024年12月02日(月)

    鹿児島大学理学部との連携協定締結

    11月25日(月),本校において鹿児島大学理学部との連携協定締結式が行われました。

    これは本校の探究活動において鹿児島大学理学部の先生方から協力を頂く機会を設けたり,理学部の実施している『先取り履修制度』を本校生徒が積極的に活用したりしていくこと等を目指しています。

    当日は鹿児島大学理学部長の小山佳一先生等が来校され,本校校長との間で連携協定書が交わされました。

    これまでも運営指導委員や各種発表会での審査員など様々な場面でご協力いただいていましたが,これを機に更に相互の関りが深くなることが期待されます。

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