02-05 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
2026年07月30日(木)
【地域連携】鹿児島市立川上小学校にて科学体験出前授業を実施!〜高校生アシスタント10名が「伝える学び」に挑戦〜
7月29日(水)、地域貢献および探究活動の一環として、鹿児島市立川上小学校にて「川上小なつぞらタイム『わくわく☆科学体験』」を実施しました。
当日は川上小学校の児童40名が参加。本校からは10名の高校生がアシスタントとして参加し、小学生への工作指導や科学の解説サポートを行いました。
「空気の動かし方」をテーマにした科学のおはなし
今回のテーマは「空気」です。工作を楽しみながら「空気の動かし方の違い」を体験してもらいました。
- ストロー飛行機:周囲の空気をうまく受け止め、下へ押し下げることで「揚力(持ちあがる力)」を生み出すしくみ
- ミニ空気砲:風船とペットボトルを使い、伸びたゴムが縮むエネルギーで空気を一気に押し出して飛ばすしくみ
教えることで深まる学び〜高校生アシスタントの活躍〜
あいさつの後は、ストロー飛行機とミニ空気砲の制作ワークショップを行いました。
参加した高校生たちは、小学生の目線に立って「どうサポートすれば自分でできた達成感を味わってもらえるか」を自ら考え、主体的に動いてくれました。
「風船をとりつける」場面や「輪っかをストローに取り付ける」場面など、手を取りながら丁寧に教える姿が見られ、最初は緊張していた小学生たちもあっという間に打ち解け、笑顔があふれる空間となりました。
参加した高校生アシスタントの声
事後アンケートで寄せられた、生徒たちのリアルな気づきと成長のコメントを一部ご紹介します。
【小学生の様子を見て】 「最初に作った飛行機が思うように飛ばなかった時、紙の幅を変えて再挑戦するとよく飛ぶようになり、とても嬉しそうな表情を見せていました。」「飛行機を飛ばしているときが1番楽しそうだった。本当に気に入ったのか、後半のグループの子達は3個も作っていました。」
【伝える工夫と学び】 「工作では、一度に説明するのではなく、工程ごとに区切って実際にやって見せながら説明しました。また、難しい言葉は使わず、小学生にも分かりやすい言葉に言い換えることを意識しました。困っている児童にはすぐに答えを教えるのではなく、一緒に考えながら必要に応じて手を添え、自分でできた達成感を味わえるようにサポートしました。」
【参加してみての成長・気づき】 「授業をするのはとても大変だと思ったけれど、それ以上に児童とわいわい楽しみながら実験をするのが楽しかった。教員になりたいと思っていたからこそ、自分の夢をもっと実現したいと思うようになった。」「子供たちが飛行機を飛ばしている時に、一緒に飛ばそうと言ってくれる子がいて、応じたら喜んでくれたので、子供と関わる時には、実際に一緒にやってみることも大事なのかなと思った。」
まとめ
自分で理解している知識も、人に「教える」「伝える」というプロセスを経ることで、より深く構造化された学びに変わります。生徒たちにとっても、探究活動やプレゼンテーション能力の向上につながる非常に実りある時間となりました。
素晴らしい機会を提供してくださった鹿児島市立川上小学校の児童・先生方、本当にありがとうございました!
2026年07月17日(金)
SSHニュース48号、発行しました。
今回は「探究III」課題研究最終報告会を中心とした内容となっています。
以下のリンクより、過去の記事も閲覧することができます。
是非、ご覧ください。
2026年07月02日(木)
学年間(2年・1年)探究活動交流会
SSH活動の一環として、学年間交流会を実施しました。
本校では、先輩が後輩に助言者として関わる「21世紀型郷中教育」により、質の高い探究活動を目指しています。今回は、これからテーマ設定に入る1年生が、2年生に活動の工夫や面白さ、テーマ設定の経緯等をインタビューする形で会が進みました。
1年生は「テーマ設定も含めてとことん話し合うことが大切」「実験やアンケートなどは計画性を持つ」など多くのアドバイスをもらいました。2年生も質問に応える中で、自分たちの研究の方向性を再確認できたようです。
さあ、来週7月8日(水)はいよいよ「3年生による探究最終報告会」。先輩たちによるステージやポスターの発表を参観し、1・2年生も今後の活動の良き参考としましょう!
2026年03月30日(月)
1学年・SSH先端研究機関研修
冬に実施したデータ分析プレゼンテーションで優秀な発表を行った3班12名が、3月18・19日、SSH先端研究機関研修に参加しました。
今年度は広島県・岡山県の3つの研究拠点を巡り、生徒にとって最先端の科学技術がどのように社会を支え、未来を切り拓いているか感じられた2日間となったようです。
1.広島大学半導体産業技術研究所・・・ほこりを極限まで排除したクリーンルームを見学しました。生徒は緻密な製造プロセスに圧倒され、「半導体を作るには膨大な設備投資と多くの人の支えが必要だと知った」と感想を述べていました。
2.中国電力株式会社エネルギア総合研究所・・・太陽光発電の弱点を解決するための「ペロブスカイト太陽電池」や、効率的なエネルギ-管理システムの開発現場を見学しました。
3.岡山大学異分野基礎科学研究所・・・数学・物理・生物など、異なる背景を持つ研究者が集まることで「一つの分野では見つからなかった解決策が見つかる」という研究のダイナミズムを学びました。
研修の生徒アンケートでは「自分も高度な研究ができる大学に進みたい」「日々の学習を頑張りたい」との回答が見られました。自分の将来を考える重要なピースとなる貴重な経験が得られたようです。
ご協力いただいた各研究機関の皆様、ありがとうございました。
2026年03月27日(金)
【ニュース動画】保育園サイエンス教室
本校生が保育園を訪問して,「保育園サイエンス教室」を行いました。園児たちにも喜んでもらえて,生徒にとっても大変貴重な経験となりました。今回お世話になったエンジェルキッズ保育園の皆様方,ありがとうございました。
【MBCニュース】https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mbc/2562938?display=1
2026年03月24日(火)
鹿児島大学工学部との連携協定締結について
令和8年3月24日,本校と鹿児島大学工学部は「課題研究等協力に関する協定書」を締結しました。生徒が課題研究に取り組む際に,工学分野の研究者からご指導を受けることができるようになり,高大接続についても相互に協力を行う予定です。
【これまでに本校が連携協定を結んだ機関一覧】
○鹿児島県立博物館(令和5年10月1日~)
○鹿児島大学理学部(令和6年11月25日~)
○鹿児島大学法文学部(令和7年3月17日~)
○鹿児島大学教育学部(令和7年5月26日~)
○鹿児島大学工学部(令和8年3月24日~)
2026年02月16日(月)
第2回「理工系で活躍されている女性研究者による講演会」(SSH関連)
SSHで行っている『リケジョ』育成講座の一環として,2年生の理系女子生徒を主とした,第2回「理工系で活躍されている女性研究者による講演会」を行いました。
講師に本校SSH運営指導委員をしていただいている,森永乳業株式会社研究本部食品機能研究所長 執行役員 田中美順様に,「食品の機能性研究のご紹介~食品メーカー研究開発職30年以上勤務のリケジョより~」というテーマで講演をいただきました。
御自身の進路をはじめ,なぜ研究者の道を選んだのか,また現在までの研究で食品のもつ機能性をどのように発見し活用しているか,臨床実験の手法,科学的根拠の重要性などをふまえてお話しくださいました。
参加した生徒の感想では,田中さんの研究への理念を聞いて研究職に興味を抱いたという声も聞かれました。今後の進路決定に役立ったと考えた生徒も多いようでした。
2026年02月10日(火)
「サイエンスティーム」に本校生徒のポスターが掲載!
JST(科学技術振興機構)が運営するサイト「サイエンスティーム」に,本校生徒の研究発表ポスターが掲載されました。
【スティームチャレンジ】「水はけの悪いグラウンドについて」https://scienceteam.jst.go.jp/student/steam-challenge/2025_001/
昨年8月に神戸で開催された「SSH生徒研究発表会@神戸」に参加した際,JSTの方に声かけしていただいたのが,掲載のきっかけだったそうです。下の写真は,昨年の神戸での発表の様子です。

2026年02月09日(月)
九州高等学校生徒理科研究発表大会で科学部物理班が最優秀賞を受賞!
秋の県生徒理科研究発表大会で最優秀賞を受賞した科学部物理班が,2月7・8日に大分県・別府大学で開催された九州高等学校生徒理科研究発表大会に出場しました。
輪ゴムの飛び方に関する研究を行っており,県大会以降も地道に実験と検証を重ね,輪ゴムが曲がる場所を突き止め今回の大会に臨みました。



見事,物理部門最優秀賞を受賞!!

この受賞を大きな自信にして,来年度の総文祭に向けて更に研究を発展させてくれることを期待しています。
2026年02月02日(月)
12月・1月のSSH活動②
12月から1月にかけて県内外で多くの成果発表会が開催され,2年探究班がこれまでの研究成果を発表しました。県外派遣班6班は,10月の課題研究審査会以降,指摘や助言をもとに研究を重ね,内容をブラッシュアップして臨みました。
【第7回鹿児島県SSH交流フェスタ(12/11・宝山ホール)】
県内SSH指定校5校と招待校が集う合同発表会で2年探究班6班(ステージ2・ポスター4)が発表を行いました。1年生全員が参加し,自校の先輩はもちろん,他校の研究発表に触れ,今後の探究活動への意識を高める機会ともなりました。
▲県外派遣班・62A13班。ステージ部門で優秀賞を受賞!
▲県外派遣班・62D64班。審査員から今後が楽しみであると講評をいただきました。
ポスター会場では,発表だけでなくプレゼン力向上の研修・ワークショップも行われました。
【九州大学アカデミックフェスティバル2025「世界に羽ばたく高校生の成果発表会(12/21・福岡県)】
校外アンケート・インタビューなど精力的に活動する62A03班と62A16班が九州大学でポスター発表に臨みました。大学関係者の専門的な視点から質問や指摘を受け,課題や今後の方向性を見直す経験となりました。


【科学三昧inあいち2025(12/26・愛知県)】
交流フェスタステージ部門で優秀賞を受賞した62A13班と,62C47班が参加した科学三昧は単なる発表会でなく,大学・企業ブースが充実した大規模なイベントで,参加人数は900人を超えていました。生徒は発表だけでなく最先端の研究や技術に直接触れる機会を得ることができました。


▲使い捨てカイロに関する研究

▲オリジナル自助具の開発を目指しています
多くの愛知県の高校生と交流をし,刺激を受けたと話をしてくれました。
【日本生物教育学会第110回全国大会中高生ポスター発表(1/11・大阪府)】
大阪教育大学で開催され,交流フェスタでステージ発表を行った62D64班が参加しました。微生物の活性化を通じて発電を試みる研究を行っているこの班はチームワークに優れ,毎日欠かさず測定を続け,その成果を形にしました。

専門家の方々から深い質問をいただき,緊張しながらも一つ一つ丁寧に説明する様子に頼もしさを覚えました。

【第6回高校生探究コンテスト(1/14・カクイックス交流センター)】
鹿児島県教育委員会が主催する探究コンテストに11班(スライド1班・ポスター10班)が参加しました。県内公立高校生約500名が集まり,それぞれの探究成果を発表しました。
▲ワークショップで他校生と交流しました
▲スライド部門で一次審査を通過した62A16班は社会科学分野で優秀賞を受賞!
ポスター部門では,理数分野にとどまらずさまざまな分野の研究班が参加・発表しました。
グッドデータコレクション賞や特別賞(企業賞)など5班が受賞し,研究内容の評価をいただけました。
【福島県立安積中学校・高等学校探究活動発表会・成果報告会(1/31・福島県)】
62D63班が英語によるポスター発表を行いました。安積中学校・高等学校様のご厚意で海外研修に関する生徒交流会も企画していただき,多くの学びを得られたそうです。国際共同研究プロジェクト(ICRP)を含めた62D63班のこれまでの活動については次号SSHニュースで特集します。


▲1月24日,ICRP合同発表発表会(最終)
これらの発表経験を通して,生徒たちは研究内容を深めるとともに探究に向き合う姿勢や発信力を着実に身につけています。今後もご期待ください。






