02-05 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
2025年07月17日(木)
SSHニュース第43号(探究Ⅲ最終報告会,鹿大教育学部との連携など)
SSHニュース第43号を発行しました。
なお,バックナンバーは以下のリンクからご覧いただけます。
SSHニュースバックナンバー(鹿児島中央高校SSH特設ホームページ内)
2025年07月11日(金)
令和7年度SSH「探究III」課題研究最終報告会
宝山ホールでSSH「探究III」課題研究最終報告会を実施しました。
1・2年生だけでなく,教育関係者や保護者,近隣の中学校の生徒さんなど,多数の観覧者を前に,3年生すべての研究班が探究活動の集大成・成果を発表しました。
また今回は卒業生(57期・60期)がTAとして参加してくださいました。
ステージ発表では5つの班が発表と質疑応答を行いました。ときに専門的視点からの鋭い質問もいただきながら,質問に答えました。
なお,ステージ発表において1つの班はスライドもすべて英語で作成し,英語による発表を行いました(和訳のスライドもあり)。
ポスター発表は88の班が行いました。決められた時間でおよそ3回の発表を行いました。
今後,論文作成などの活動が残っていますが,今回の発表会で3年生の探究活動は一区切りという形になります。次年度,この発表を見た2年生がさらなる発表を行ってくれることを期待します。
2025年07月04日(金)
学年間(2年・1年)探究活動交流会
SSHにおける1年と2年の学年間交流会を行いました。
1年生がテーマ設定のアドバイスをもらい、今後の研究テーマ設定への手がかりを得ることと,2年生が現在取り組んでいる探究活動を振り返り,面白さや難しさを後輩に伝える中で,研究の方向性を再確認する手がかりとすることを目的に行いました。
1年生からの「なぜこのテーマに決めたのか」などの熱心な質問に2年生は,テーマが決まるまでの経緯,参考文献の紹介,研究内容や今苦労していることなどを口頭説明だけでなく,タブレットPCによる提示なども活用し,丁寧に答えていました。
21世紀郷中教育がコンセプトの一つである本校のSSH活動を体現できる有意義な活動となりました。
2025年06月14日(土)
エネルギー問題に関する講演会(探究I)
6月6日,1年生を対象にエネルギー問題に関する講演会を実施しました。
「環境・エネルギー・未来について自分ごと化して考えよう」をテーマに講演いただきました。
▲講師・石窪奈穂美 様(鹿児島大学理事(特命))
生活を支えるエネルギーや社会のあり方,暮らし方などを深く考える機会となりました。
2025年06月08日(日)
【ニュース動画】鹿児島大学教育学部との協定締結
5月26日に,鹿児島大学教育学部と本校との協定締結式を行いました。
6月7日にNHK鹿児島のニュースで放送されたので,ニュース動画のURLを掲載します。期間限定の公開と思われますので,お早めにご覧ください。
【NHK鹿児島ニュース】
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20250607/5050030918.html
2025年05月26日(月)
課題研究等協力についての協定締結(鹿児島大学教育学部)
5月26日,本校と鹿児島大学教育学部は「課題研究等協力に関する協定書」を締結しました。
本校にて,溝口和宏教育学部長と本校校長により協定書が交わされました。
令和6年度の理学部,法文学部に続き,今回,教育学部とも正式に協力関係を結ぶこととなりました。
(参照記事:鹿児島大学理学部との連携協定締結 鹿児島大学法文学部との連携協定締結)
本校SSH事業は「21世紀型郷中教育サイクル」の推進を重点取組に掲げておりますが,この協定により,今後教育学部の専門性を活かしたご指導を受けながら,より充実した探究活動が展開できることが期待されます。
2025年05月23日(金)
令和7年度SSH最終報告会のお知らせ
7月9日(水)に令和7年度鹿児島中央高等学校SSH「探究III」課題研究最終報告会を開催いたします。全研究班(93班)が,テーマ設定から開始した課題研究の成果をステージ・ポスターにより発表します。
詳細は添付資料,または本校SSH特設ホームページをご覧ください。
※参加は教育関係者・本校3学年保護者のみとさせていただきます。
R7_SSH最終報告会案内(教育関係者)[PDF:66KB]
鹿児島中央高校SSH特設ホームページ(申込フォームあり)
▲3年生・2年次の研究風景
2025年05月19日(月)
探究IIオリエンテーション(2学年)
5月16日,学校設定科目「探究II」のオリエンテーションを実施しました。今回は生徒と2学年職員で会場を分け,それぞれの立場に応じた内容の説明が行われました。
1年次「探究I」で研究計画書を完成させており,「探究II」では本格的に課題研究が始まります。
生徒向けオリエンテーションでは,校内事業担当が11月中間報告会までの活動について説明をしました。
▲研究目的・意義の重要性について話をしました
職員向けオリエンテーションでは,班担当職員としての関わり方や生徒が探究活動を進める上での各種手続方法等についてSSH推進部・校内事業チーフが説明をしました。
▲学校全体でSSH事業を支える体制を整えています
各班が主体的に課題に向き合い,それぞれの研究を深めていくことを期待しています。
2025年05月16日(金)
SSHニュース第42号(SSH科学講演会・法文学部との協定)
SSHニュース第42号を発行しました。
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2025年04月25日(金)
令和7年度SSH講演会
午後,全学年および保護者(希望者)を対象にSSH講演会を行いました。
講師は鹿児島大学 理工学域理学系 理工学研究科の小山 佳一教授です。
クレーンゲームと物理学を関連させたお話は,生徒にもわかりやすく,また学問と日常の結びつきを知ることできました。
また,理学部の先取り履修の話や,入試の内容など,鹿児島大学の情報を細かく丁寧に教えて下さり,進学を考える多くの生徒が熱心にメモを取る姿がありました。
良き出会いに対して自分が運がある,夢があると思う気持ちの大切さを教えていただきました。
講演会後,課題研究に取り組んでいる科学部の生徒の質問に,丁寧に応じて頂きました。ありがとうございました。
2025年03月24日(月)
探究II研究班・発表会参加(2~3月)
2~3月に実施された県内外の課題研究発表会に,探究II研究班9班と家庭クラブ1班が参加しました。
第十回高校生国際シンポジウム 主催:一般社団法人Glocal Academy
(2月19・20日・宝山ホール,鹿児島市中央公民館)
61E82班「寝たきりの人が飲み込みやすい錠剤の条件について」
▲全国から402の発表申込があった中,見事書類審査を通過しました!
高校生・大学生・大学院生の課題探究/研究発表大会 主催:志學館大学
(3月16日・志學館大学)
61B21班「鹿児島黒牛を全国で人気に!!」
61B26班「南大隅町の人口流出を食い止めろ!」
▲61B21班は学部長賞を受賞しました
第7回高校生サイエンス研究発表会 主催:第一薬科大学・日本薬科大学・横浜薬科大学
(3月16日・第一薬科大学)
61B29班「各国の童話と国民性の関係」
61C52班「ナメクジの交替性転向反応」
家庭クラブ「いざ防災!知識と体験で賢く身を守る」
日本生物教育学会第109回全国大会 主催:日本生物教育学会
(3月16日・安田女子大学)
61C46班「鯉の餌による成長速度の違い」
中高生課題研究発表会 主催:九州工業大学
(3月20日・九州工業大学)
61C49班「食品の抗菌効果」
61D56班「水はけの良いグラウンドについて」
鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター主催「総合的な探究の時間」成果報告会
(3月22日・鹿児島大学郡元キャンパス)
61A05班「鹿児島県民の魚の消費を促すには」
▲優秀賞を受賞しました
各班,発表と質疑応答を通して深い学びを得られたようです。7月の最終報告会に向けての頑張りを期待しています。
2025年03月19日(水)
鹿児島大学法文学部との連携協定締結
11月に理学部との連携協定を締結しましたが,引き続き法文学部との連携協定を締結しました。
今回,法文学部長の藤内哲也先生をはじめ本校へ来校していただき,本校校長と連携協定書を交わしました。
藤内先生からは社会的な問題が山積する中で,文系学部として何ができるか,何が学べるか,また卒業後の進路など,連携を通して理解を深めたいということが述べられました。
これまでもSSHの探究活動などでご協力をいただいていたところですが,今回の連携によって大学の先生方からの専門的なアドバイスにより,いろいろな方面で視野を広げるだけでなく,高大接続や課題研究のさらなる発展,進路への理解や職員研修の充実などが期待できます。
2025年03月05日(水)
SSHニュース第40・41号(SSH先端機関研修・高校生国際シンポジウム・講演会など)
SSHニュース第40,41号を発行しました。
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2025年02月27日(木)
第2回「理工系で活躍されている女性研究者による講演会」(鹿中央『リケジョ』育成講座Ⅲ)
2月21日(金)午後,森永乳業株式会社研究本部基礎研究所プロバイオティクス研究室の平工明里様を講師にお迎えし,講演会を実施しました。
当日は,理系で生物を選択している生徒を中心に,87名の生徒が参加しました。
講演の中にはクイズもあり,楽しい雰囲気の中,講演を聴いていました。また,講演の最後には質疑応答の時間もあり,生徒たちの質問に対しても丁寧に答えていただきました。
講演会終了後,全体の場で聞けなかったことを積極的に質問する生徒もいて,興味関心の高さがうかがえました。
2025年02月21日(金)
安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会
SSH指定校・福島県立安積高等学校が主催する「安積高校SSH探究活動発表会・成果報告会」に,本校から科学部2班(1年生6名・2年生1名)が外部参加校として参加させていただきました。
ポスターセッション形式による発表を行いましたが,2班共,多くの聴衆を前に堂々と発表できていました。
発表体験はもちろんのこと,遠方の学校との交流経験も今後の学校生活で活かしてほしいと思います。
▲2月7・8日。大雪の中での移動も経験しました。
2025年01月17日(金)
探究I「RESAS」に関する講演会
1年生が探究活動を本格化させる前に,ビッグデータの利活用や分析手法について学んでもらうため,九州経済産業局 地域経済部地域経済課 R E S A S調査員の須藤哲様,吉田郁夫様を講師に,『「RESAS」に関する講演会』を行いました。RESASとは人口動態や産業構造などのビッグデータを扱う, 国が提供しているサービスであり,お二方はその担当部署の職員というお立場です。
頂いた予習教材をもとに,情報Iの授業で簡単に今回扱うビッグデータはどのようなもので,なぜ国が作っているのかといった内容の説明を受けたり,RESASにアクセスして簡単な操作を体験したりしたうえで講演会に参加しました。
講演ではクイズがありつつ,鹿児島県内の人口推移を図やグラフで確認したり,鹿児島の生産物がどこで消費されるかなど,RESASによる詳細なビッグデータを扱いながらデータを見ていきました。
今回の体験・講演は今後の探究活動で調査分析をする際に必ず役に立つものです。ぜひ役立てより良い研究成果につなげていきましょう。
いきましょう。
2025年01月17日(金)
第5回 鹿児島県高校生探究コンテスト
カクイックス交流センターで開催された『第5回鹿児島県高校生探究コンテスト』に本校から2年生の探究班10班が参加しました。コンテストには「スライド発表」と「ポスター発表」の2部門が設定されていますが、本校はすべてポスター部門に参加しました。
午前のスライド発表を観覧し、ワークショップに参加したあと、いよいよポスター発表です。
まだまだ研究途中のものもありましたが、各班ともしっかり発表することができました。
聴衆からのアドバイスや他校の発表から得られたものも多かったようで、今後の探究活動の進展に期待です。
2024年12月27日(金)
科学三昧inあいち2024
12月25日,愛知県立岡崎高校主催・あいち科学技術教育推進協議会発表会「科学三昧inあいち2024」が愛知県岡崎市で開催され,この歴史ある交流の場に本校科学部生物班3名が参加させていただきました。
▲会場の自然科学研究機構岡崎コンファレンスセンター
▲生物班3名。ナメクジに関する研究を行っています。
愛知県内外から57の高校が参加し(発表件数:200),大学・研究機関を含め参加者数約800人の大規模な会でしたが,参加高校生の研究と発表に対する熱量は数字以上でした。
一方的に発表するのでなく,質疑応答・セッションが活発でお互い高め合う姿が印象的でした。(参加生徒・引率教員より)
また,高校だけでなく大学や研究機関・企業のブースが多数設けられており,ワークショップや情報発信が行われていました。
▲分子科学研究所。VRアプリで動く分子の体験学習ブース。
▲自然科学研究機構 基礎生物学研究所
▲東海光学株式会社。脳波測定装置等の紹介。
一昨年度60期生(現3年生)がSSH先端研究機関研修の際にお世話いただいた,名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の先生からもお話を伺うことができました。
生物班にとって初のポスター発表の機会となりましたが,学び得たものが沢山あったようです。今後も研究活動は続きます。今回の貴重な経験を次に活かしてほしいと思います。
2024年12月24日(火)
SSHニュース第39号(SSH交流フェスタ・鹿児島大学理学部連携協定等)
SSHニュース第39号を発行しました。
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2024年12月23日(月)
九州大学アカデミックフェスティバル2024「世界に羽ばたく高校生の成果発表会」
九州大学が主催する「世界に羽ばたく高校生の成果発表会」に本校から11名が参加しました。
この会は,研究に興味関心のある九州・山口地区の高校生の研究への進化を図り将来の世界に羽ばたく人材の育成に寄与することを目的とされており,今回は60班がそれぞれの研究内容をポスターにまとめ発表を行いました。
本校からは探究IIから「石が温暖化を止める!?」・「寝たきりの人の錠剤の飲みやすさの条件について」の2班,科学部1年生から「なぜ輪ゴムが的に当たらないのか」の計3班が審査員や参加高校生へ対して発表しました。
審査員の先生からはアドバイスと共に鋭い指摘をいただくこともあり,これまで気づかなかったことや疎かにしていた部分が明らかになったようです。
ポスター発表後に行われた,九州大学をテーマにしたクイズ大会では大いに盛り上がり,他校の生徒と交流する良い機会となりました。
今回得たものをこれからの研究活動に活かしてほしいと思います。
2024年12月23日(月)
1学年 SSH先端研究機関研修
12月19日~20日に,前期「学問探究発表会」の結果,最優秀賞・優秀賞に選ばれた5班19名でSSH先端研究機関研修に行きました。
九州大学水素エネルギー国際研究センター
西原正通 副センター長・教授に「みらいのエネルギーとしての水素~脱炭素化を進めるには~」というテーマでセンターの活動内容や水素エネルギーの利用法や現在の問題点など,専門的な内容をわかりやすく説明してくださいました。終わった後も生徒の質問に丁寧に答えてくださいました。
九州先端科学技術研究所 マテリアル・オープン・ラボ
金・銀のナノ粒子についての講義では鹿児島の薩摩切子にも利用されていることを知り,先端技術と鹿児島の伝統工芸との結びつきがあることを知り,生徒は驚いていました。その後,施設見学を行い,有機ELの研究をはじめ,いろいろな研究の話を聞くことができました。また,実際に電子顕微鏡などを操作し,ナノミリメートルの世界を見ることができました。
九州大学中央図書館
館内を職員の方に案内していただきました。資料がどのように管理され利用されているかだけでなく,利用者が学習しやすい環境をどのように整えているかといった,図書館のもつ多くの視点を学び得ることができました。蔵書の量に圧倒された生徒も多かったようです。
卒業生(59期生:木下朋哉さん)との懇談
中央図書館の2階で3月に卒業した木下さんが1年生に向けて今の大学生活の話や,高校時代の勉強や進路について語ってくれました。話を聞いてから九州大学に強い興味を抱いた生徒も多かったようで,予定時間を過ぎても熱心に質問していました。また,木下さんの話により「授業の大切さ」を再認識できたようです。
日産自動車九州
ゲストルームとよばれる館内で一通りの説明を受け,スマートフォンやカメラを預けたあと,生産工場の見学を行いました。最後の車体検査では実際に車を動かしてエンジン音を響かせたり車体を左右に振ったりする様子を見ることができました。普段目にすることのない,外国向け専用の車体が並ぶ現場も見ることができました。
先端研究機関という名の通り,普段の学校では決して見ることのできない最先端の技術を目にし,生徒はとても有意義な時間を過ごすことができました。今回の研修で「研究者」という立場に興味を持立て生徒もいたようです。将来このような道に進んでくれる生徒が出ることを期待します。
2024年12月17日(火)
山下小学校 出前授業
12月14日(土),鹿児島市立山下小学校で理科の出前授業を実施しました。
これは,本校SSH事業の地域貢献活動として行うもので,児童に理科的な事象への興味関心を持たせ,小学校段階から中学校・高等学校へのキャリア教育の視点から連携を深めることを目的としています。
これまでは感染症予防等の観点で実施を見送ってきましたが,今年度はじめて小学校での実施となりました。
今回の出前授業には本校の科学部1年生6名が講師役として参加し,子どもたちに実験手順の説明をしたり,一緒に実験に参加したりしました。
※掲載許可はいただいていますが,児童の顔が映らないよう写真を一部加工しています。
今回のテーマは「物理分野 万華鏡を作ろう」と「化学分野 尿素の結晶で森を育てよう,酸とアルカリの反応を見てみよう」の2つ。対象は小学3年生です。
物理分野では鏡の性質を学びながら,万華鏡に映る模様の変化について考える実験を行いました。また,化学分野では野菜に含まれる色素を抽出し,その溶液を用いて酸とアルカリによる中和反応の様子を観察する実験を行いました。
小学3年生になり,はじめて【理科】を学んでいる子どもたち。反応も上々で,終始賑やかななかでの出前授業となりました。今後も近隣の小中学校との連携を深めていきたいと考えています。
今回協力いただいた山下小学校のみなさん,ありがとうございました。
2024年12月09日(月)
理工系で活躍される女性研究者による講演会
12月6日の6・7限目、理工系分野で活躍する女性研究者を招いた講演会が開催されました。講師として登壇したのは株式会社トヨタ車体研究所の二反田あゆみさんです。研究者としてのキャリアや日々の業務について、具体的な事例を交えながら紹介されました。
二反田さんは本校の卒業生であり,九州工業大学に進学し,現在はトヨタ車体研究所のボデー開発部評価部門で働いています。講演では、実際の車両部品に触れながらクイズ形式で性能を考えたり、空力解析についてモデルを用いた実験を披露したりするなど、様々なアプローチでその魅力などについてお話しいただきました。
▲一部非公開・画像を加工しています
また、講演の最後には研究職の仕事内容も紹介され、実験や解析業務だけでなく、プロジェクトにおける打ち合わせや意見交換も研究者の重要な役割であると強調されました。
今回の講演会を通じて、理工系分野の現場での具体的な業務内容やプロジェクトの進行過程が明確に示され、生徒たちの進路選択に向けた理解が深まりました。
2024年12月02日(月)
鹿児島大学理学部との連携協定締結
11月25日(月),本校において鹿児島大学理学部との連携協定締結式が行われました。
これは本校の探究活動において鹿児島大学理学部の先生方から協力を頂く機会を設けたり,理学部の実施している『先取り履修制度』を本校生徒が積極的に活用したりしていくこと等を目指しています。
当日は鹿児島大学理学部長の小山佳一先生等が来校され,本校校長との間で連携協定書が交わされました。
これまでも運営指導委員や各種発表会での審査員など様々な場面でご協力いただいていましたが,これを機に更に相互の関りが深くなることが期待されます。
2024年11月22日(金)
研究活動(61期生・探究II)
10月SSH中間報告会以降,校内外の様々な場所で精力的に研究活動を進めている様子が見られます。
▼「探究II」活動風景
2024年11月20日(水)
令和6年度 SSH交流フェスタ
11月19日にカクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)で開催されたSSH交流フェスタに,本校の2年生11名が参加しました。
SSH交流フェスタは,鹿児島県のSSH指定校5校が日頃の研究成果の発表を行ったり探究活動に関する情報交換等を行ったりする場で,今回で6回目の開催です。
今年度,本校からはポスター発表に『世界各国の童話と国民性』『陸上競技単距離におけるナンバ様な走法がタイムに及ぼす影響』の2班が,ステージ発表に『授業形態について』『昔の人の知恵を生かして防犯グッズを作ろう』の2班が参加しました。
(ポスター発表の様子。発表方法のコツなども学ぶことができました)
(ステージ発表の様子。大学の先生方からも様々なご意見やアドバイスをいただきました)
他校の生徒からの鋭い質問や大きな舞台での発表など,本校で行われた中間報告会とは違った貴重な経験の場となりました。
今後の探究活動に活かすとともに,他の生徒にもここで得たものが伝わり学年全体としてレベルアップしてくれることを期待しています。
2024年11月12日(火)
「グローバル サイエンティストアワード 夢の翼」企業賞受賞!
11月10日に城山ホテル鹿児島で行われた「グローバル サイエンティストアワード 夢の翼」に本校科学部が出場し,協賛企業賞である「株式会社高校生新聞社賞」を受賞しました。
発表テーマは『輪回しの安定性に関する研究』。実験の様子などをスライドにまとめ,審査員の前で発表しました。
県内外から多くの高校生の参加があった中で,このような賞をいただけたことは今後の自信につながったと思います。
これからのさらなる研究の発展に期待しています。
2024年11月11日(月)
SSH校外活動(高校生科学ボランティア)
先日お知らせしたとおり、「かごしま未来創造ラボ」のオープンラボに本校から高校生科学ボランティアとして10月20日に1年生6名、11月9日に2年生2名が参加しました。
プログラムを受講する小中学生の学習活動の支援・補助、また、研究活動を進める上で相談を受けるのが主な活動です。
「ミニラボ」ではプラナリアや透明骨格標本の観察を行い、「高校生の研究紹介」では現在行っている研究の概要・実験方法やデータの取り方などを説明しました。
プログラムに参加している小中学生はそれぞれ自分の研究テーマに取り組んでいる最中ですが、テーマや研究に対する熱意や探究心は高校生を圧倒するものであったらしく、参加した生徒たちは「自分たちも更に頑張ろう」という気持ちになったようです。
▼10月20日の様子
▼11月9日の様子
中間報告会で作成したポスターを資料に、実験方法を説明していました
2024年11月08日(金)
SSHニュース第38号(探究活動交流会,SSH中間報告会,SSH科学講演会)
SSHニュース第38号を発行しました。
1年生・3年生の探究活動交流会,SSH中間報告会,SSH科学講演会に関する記事が掲載されています。
ぜひご覧ください。
2024年11月04日(月)
キッズエンジニアKagoshima in 九州
10月26日にカクイックス交流センターでキッズエンジニアKagoshima in 九州が開催されました。キッズエンジニアは自動車技術会九州支部主催の小中学生を対象としたものづくりイベントで、センター内にSSH校による研究成果の展示コーナーも設けられました。
本校からは科学部1年生4名と探究II研究班の2年生2名が参加し、ポスター発表を行いました。
輪ゴムの研究を行っている科学部物理班は実際に輪ゴム鉄砲をいくつか持ち込み、子どもたちに体験してもらいながら研究を分かりやすく説明していました。
2年生は中間報告会より前にポスター発表デビューとなりましたが、堂々と質問に対応できていました。「子どもに伝わるように」ということを常に念頭に置き説明したようです。
来場された方々や参加企業の皆様にSSH校の取組を知っていただけた素晴らしい機会となりました。
(発表以外の時間は体験イベントを楽しむ姿も見られました)
▲レーザーマーキングによるキーホルダーづくり
▲モビリティ試乗