分類
2022年09月30日(金)
8・9月の探究活動(全学年)
8・9月の各学年探究活動の取組・様子を紹介します。
3年【探究III】
8月10日に鹿児島国際大学で開催された「高校生課題探究発表大会2022」に,探究III研究班から58B03班がポスター部門に参加しました。58B03班は,災害発生時に開設される避難所で避難者の「住」をサポートする「ダンボールベッド」についてこれまで研究を行ってきました。彼らにとって初の対外的な発表会参加となります。
▲実験で実際に使用したダンボールと部品(仕切りパターン)を持ち込み発表に臨む3人。開始直前まで打ち合わせを行っていました。
▲「ベッドとしての耐久力をどのようにして測ったのか」など,審査員や外部観覧の方々から多くの質問を受けました。
審査の結果,優秀賞を受賞しました。受験勉強と並行して発表の最終調整を行ってきた3人。発表前の緊張した様子から一転,笑顔が印象的でした。
2年【探究II】
各班,研究テーマに沿った活動を進めています。データ取得を進める班,協力機関にアポイントの連絡をとる班,実際に訪問する班。11月に予定されている中間報告会では,87班全てが進捗状況をポスターセッションで発表します。
▲表・グラフにまとめるため,これまでのデータを整理しています。
1年【探究I】
9月16日,学問探究学群別発表会を実施しました。(学問探究については,本ブログ記事とSSH特設ホームページ・探究Iカテゴリをご覧ください)
6月から,班で決定した学問について調査・まとめを行ってきました。練習を重ね,ついに発表のときです。
学群ごとに8つの会場で全85班が発表を行いました。
発表に対する評価は会場の生徒が行います。
▲今回はGoogleフォームから班の評価(採点)を提出しました。
翌週21日,各会場で最上位の成績だった班が代表決定発表会に臨みました。この会で上位成績だった班はSSH先端研究機関研修参加資格を得ます。
さすが決勝に進んだ班。どの班も堂々とした発表態度でした。審査結果は,1年生全員が発表動画視聴後に発表します。
代表決定発表会詳細は本ブログとSSHニュースでお知らせします。
【先輩の話を聞く会】
9月22日,鹿児島大学4年生の中村さん(54期)と名古屋大学博士課程所属の杉之尾さん(51期)が来校し,「SSH先輩の話を聞く会」が行われました。
理学,農学の研究に興味を持つ生徒を対象に大学での研究や生活などについて話がありました。
本校では,先輩と在校生が交流を通して学ぶ「21世紀型郷中教育」を目指しています。会の中では在校生から先輩へ鋭い質問が数多く発せられ,本校生の研究に対する意識の高さを感じることができました。この会の詳細もSSHニュースで改めてお知らせします。
2022年09月30日(金)
10月行事予定
2022年09月30日(金)
学校紹介パンフレット(2022年版)
学校紹介パンフレット(2022年版)です。
また,画面左側の校章の画像をクリックすることでも閲覧できます。
2022年09月21日(水)
団訓(3年生)
3年生が高校生活最後の団訓に臨みました。
高校入学後から新型コロナウイルスの影響を受けてきた3年生,団訓も例外ではありませんでした。
本来なら全校生徒が揃って実施をするところですが,ここ数年は学年ごとの実施が続いています。そのため団訓をする機会も以前と比べるとずいぶん少なくなってしましました。
それでも体育の授業や今までの経験などを活かして,最後までしっかりと足並みの揃えることができました。
終わりに3年生全員で帽子を投げて高校生活最後の団訓を締めました。
3年生の皆さん,お疲れ様でした。
2022年09月12日(月)
第60回 体育祭
9月9日,県立鴨池補助競技場で第60回体育祭を開催しました。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止でしたので,2年生にとっても初めての体育祭です。
天候にも恵まれ,各競技で熱戦が繰り広げられました。
なお,今年度は予行練習でも一部の競技を実施し,午前開催とした本番と合わせて全ての競技を実施することができました。
競技の部優勝は2年生,応援の部優勝は3年生でした。
校舎改築に伴う県立鴨池補助競技場での体育祭は今年度が最後となります。
来年度は6年ぶりに本校グラウンドで実施予定です。また新たな体育祭の形を作ってくれることでしょう。
2022年08月22日(月)
SSH特設ホームページリニューアル
本校SSH特設ホームページをこの度リニューアルいたしました。
▲鹿児島中央高校SSH特設ホームページ
各ページのタグ,バナー等からご覧ください。
▲鹿児島中央高校ホームページ
▲鹿児島中央高校ブログ
2022年08月02日(火)
夏のひとコマ
7月21日から本校も夏休みに入り,夏季課外が始まりました。
この期間,午後からは部活動や各種活動に多くの時間をかけることができます。生徒たちはどのように過ごしているのでしょうか。
学校での様子を紹介します。
1.学習に打ち込む
学習室として開放している大会議室と旧視聴覚室で,多くの生徒が静かに自習をしていました。
受験を控えている3年生に交じって1・2年生の姿も見られます。
また,この期間を利用して普段の学習では不十分だったところを質問するなどしてしっかり理解しようとする姿も見られました。
2.体育祭に向けて準備を重ねる
体育祭の応援係(応援団,パネル製作)は,夏休みが書き入れ時です。午後の時間を十分に使って準備を重ねています。
3.探究活動も頑張っています
植物や微生物の生育に夏休みはありません。気温や状態などを日々チェックしていきます。
生物だけでなく,化学的な実験も継続的に行っているようです。
また,探究活動ではありませんが,外部の方とオンラインで打ち合わせをする生徒もいました。
夏季課外は7月29日で終わり,本格的な夏休みが始まりました。8月17日までの約2週間半が充実したものとなるよう願っています。
2022年07月29日(金)
中学生一日体験入学
本日,本校の中学生一日体験入学を実施しました。
学校の施設見学に先立って,体育館で学校紹介および探究活動等の発表会を行いました。
(集合の様子)
(生徒会による学校紹介)
(科学部による探究活動の紹介)
(昨年度「佐賀さいこう!企画甲子園」で優勝したチームの発表動画を鑑賞)
体育館での発表会後,まだ新しくきれいな校舎や噴水のある中庭を,説明を聞きながら見学しました。
今回は前半・後半にそれぞれ約300名の中学生が参加してくれました。進路選択の一助となれば幸いです。
2022年07月27日(水)
中学生一日体験入学について
7月29日(金)の中学生一日体験入学は予定通り実施します。
参加する中学生の皆さんは,毎日の健康チェックを行い,当日は,発熱,風邪症状など体調の変化がある場合,または,家族に風邪症状などがある場合は,参加は控えてください。受付時に体調チェックシートを回収します。
参加に当たっては,マスクを着用し,互いに距離を取り,大きな声を出さないなど,感染症対策に協力してください。
2022年07月22日(金)
4~7月の探究活動(全学年)
4~7月の各学年探究活動の取組を紹介します。
1年【探究基礎】
探究基礎の授業は,探究活動に必要な知識・技術を身につけることを目的としています。
4・5月,「探究活動とは?探究活動を行う意義とは?」について考えるオリエンテーションや図書館指導などを行いました。
6・7月,「科学的な考え方とは?」「課題研究テーマの作り方」について班活動で学習した他,Google社のアプリケーションを使った実習を行いました。
▲「科学的な考え方」で,生き物カードを使って三段論法を学びました。
▲「課題研究のテーマの作り方」で,SDGsに関する調べ学習も行いました。
▲スライド作成やファイル共有作業を実践し,また,クラス全員でGoogleMeet(ビデオ会議アプリケーション)を使ってみました。
1年【探究I】
2年次に行う課題研究の「過程」を学びます。前期は,興味・関心のある学問について調べ,ポスターにまとめて発表する「学問探究」を行います。
5月,「現在の自分」をテーマにアイデアマップを作成しました。
▲付箋に書いたキーワードを並べると,自分が興味のある分野が見えてきます。
▲クラスメイトのアイデアマップから新たな視点を得ることも。
今年度は「夢ナビ」プログラムを導入し,3,000以上の大学教授による講義動画から選択・視聴することで様々な学問に触れました。
6月,班編成を行い,各自インターネットや書籍などからテーマとした学問に関する資料集めを行いました。現在は調査内容をポスターにまとめる活動を行っています。
学群別・全体発表会は9月に実施予定です。
2年【探究II】
探究IIは1年次に設定したテーマの課題研究に本格的に取り組みます。今年度の探究II研究班は87にのぼります。4月以降の研究活動は,予算書で請求した物品を使って実験データの取得を開始したり,事前アンケートを作成・集計したり,研究の協力機関を探して連絡をとるなど各班様々でした。
秋の中間報告会では研究の進捗状況を発表します。
3年【探究III】
「SSH最終報告会」に向けポスター作成と論文作成を進めてきました。7月8日に実施した報告会では,全89班が研究の集大成をポスターで発表しました。
約1年半取り組んできた課題研究はこの発表会で区切りを迎えました。
3年【SSH先端研究機関研修】
7月11・12日,1年次に学問探究発表会で優秀な発表を行った班のメンバー9名が,延期になっていたSSH先端研究機関研修に参加しました。研修で九州大学筑紫キャンパス,九州国立博物館,ブリヂストン久留米工場,御船町恐竜博物館を訪問しました。
※すべて撮影許可を得ています。
研修に参加した生徒によると,それぞれの訪問先で刺激を受け見聞を広めることができたようです。
▲九州大学筑紫キャンパス研修でお世話になった島ノ江憲剛先生と。
8月以降も,本校のSSH事業や探究活動の様子をブログでお知らせします。