分類
2024年11月03日(日)
2024おはら祭
秋晴れの下,おはら祭に「鹿児島中央高校踊り連」が参加しました。同窓会の皆さんを中心に多くの方に参加していただき,素晴らしい1日になりました。ありがとうございました。
2024年11月01日(金)
令和6年度 SSH科学講演会
7限目,SSH科学講演会を行いました。
今年度は2人の講師をお招きし,御講演いただきました。
1人目は岡山大学異分野基礎科学研究所の 久保園芳博教授です。久保園先生は「超伝導や強磁性など多様な物性を 生み出す物質の世界」という大学での基礎研究をもとにされたテーマで,ご自身の研究内容や,その基礎となる理論の解説,大学で実際に行われている研究などを話してくださいました。
2人目は名古屋工業大学工学研究科の林好一教授です。林先生は『「超秩序構造科学」って何?大学間研究プロジェクトの話』というテーマで,御自身が研究責任者である,「超秩序構造科学」について,宇宙で行われているガラスの開発や大型施設の紹介などを踏まえながら紹介してくださいました。
今回,お二人が本校卒業生であり,共同研究者であるということで,お話をいただきました。お二人とも最後のまとめで,この中から研究者が出てくることを望み,また,生徒のみなさんも研究者になるように奮起してほしいというコメントをいただきました。
講演会終了後の放課後,お二人はしばらく別室で質問やアドバイスをする時間をとってくださいました。質問に来た生徒に,自分の探究活動や進路相談に答えて下さったり,生徒自身が興味をもつ時事問題について,研究課題としてどう向き合うかといった研究視点でのアドバイスして下さったりと,丁寧に答えてくださいました。
お二人の言葉にもあったように,今回の講話を聴いて,研究者の道を考えるきっかけになってくれればと思います。
2024年10月31日(木)
【探究Ⅱ】SSH中間報告会
10月30日(木)午後,2年生によるSSH中間報告会が行われました。
2年生の進捗状況について発表し,意見交換したり,指導助言を受けたりすることで研究を深めることが大きな目的ですが,3年生が自分たちの探究活動を振り返った上で今後の指標となるような意見や助言を行い,1年生は2年生の発表を聞いて,テーマ設定の参考にするなど,本校SSH活動の「21世紀型郷中教育」を実践する場となって例年にない大きな行事です。
今年度は,より専門的な意見をいただくため,SSH運営指導委員,県教委関係者,大学職員などの方々にも来ていただき,文理問わず指導助言を行っていただきました。これにより「専門的見地」からの意見を数多く頂いた2年生にとって,探究活動がより深化された良いものに改善していけると期待できます。
最終報告会に向けて,より一層探究活動を深めていってほしいと思います。
2024年10月25日(金)
科学者としての表現力を身に付けさせるための講座
本日7限、2年生を対象に「科学者としての表現力を身に付けさせるための講座」を実施しました。
講師に九州工業大学の木村 智志先生を講師に迎え、相手に伝わる論文・文書を書くために必要な考え方やスキルについてお話をしていただきました。
論文として相手に伝わる文書を作るにはどのような考え方に基づけば良いのか、なぜ伝わらない文書ができてしまうのか、強く意識することはどのようなことなのか等、様々なテーマについて多角的な視点から解説がなされました。
また、実際に「客観的であることを意識した説明を作る」や「再現性があるように相手に説明する」などのワークを通して、「客観的とはどういうことか」「正確に伝えるとは」といったような論文制作に必要な意識を育むことができました。
現在、研究計画に基づいて課題研究を進めている2年生。3年次の最終報告会や各種発表会に向けた資料作成に向けて非常に有意義な講演会となりました。
2024年10月24日(木)
令和6年度 11月行事予定
令和6年度 11月行事予定です。
2024年10月23日(水)
家庭クラブ研究発表に向けての普及活動
7限目の生徒集会のあと,県家庭クラブ研究発表大会で発表する2年生が、その内容の普及活動として,1・2年生の前で発表しました。
この研究が自分の住む地域に流れる川が台風で危険な様相となる場面を目の当たりにし,家族で防災について家族と確認するきっかけとなったこと,家庭に備蓄している飲料がが足りなかったことを報告し,次に,実際に夏季休暇中に避難生活体験とし,テントを設営してその中で過ごしつつ食事洗濯などの生活体験を行ったところ,様々な問題を発見したということでした。
最後に今後起こるといわれている南海トラフ大地震を念頭に災害対策として,必要な知識を持つことの大切さを訴えました。
研究発表会さながらの報告で素晴らしい内容でした。
近日中に避難訓練も予定しているので,今回の件と併せて防災意識を高めていってほしいと思います。
2024年10月23日(水)
全校朝礼
10月22日,全校朝礼が実施され,第55回鹿児島県高等学校書道展で準大賞を受賞した2年生の表彰式が行われました。
▲全九州高等学校総合文化祭書道部門に鹿児島県代表として参加します
表彰式後の校長講話では,本校30期の松﨑典弥さんが第42回大阪科学賞を受賞されたこと(過去記事参照)に関連し,今回受賞された松﨑さんの研究内容と,過去受賞者にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さんも名を連ねる「大阪科学賞」について紹介がありました。
30日にSSH「探究II」中間報告会を迎える2年生には,「研究活動は無数の挫折とわずかな達成感となるかもしれません。しかし失敗を楽しめるのもAIにはない人間の特権だと思います。それぞれの研究を,情熱を持って進めてほしい」と想いが述べられました。
2024年10月23日(水)
生徒集会
7限目,生徒集会を行いました。
以前から生徒会を中心に生徒主導で話し合いが進められていた「過去・現在・未来の鹿児島中央高校」において,今回は制服と校則について生徒会からの提案や報告が行われました。
制服については,創立当時どのような形で決まったかを確認したうえで,制服を見直すのかどうか,もし見直すならば何を残して何を変えるかなど,「伝統」や「中央生らしさ」,「時代」や「機能性」といった様々な方面から深く考えてほしいという提言とアンケート依頼が行われました。
校則については,現在の校則について生徒会製作の動画による簡単なクイズを行いながら,例年要望として挙がる校内でのスマートフォンの使用がなぜだめなのか,部活動着での下校の是非などについて確認を行いました。
過去,スマートフォンの持ち込みが禁止だった本校がどのようにして許可制になったのかという例をもとに,生徒会から『「校則を守る」→「校則の改善」→「理想の校則へ」という正の連鎖につなげよう』という生徒会の意向を生徒全体で共有することができました。
2024年10月21日(月)
家庭クラブ研究発表大会に向けて
11月7日(木)に行われる鹿児島県家庭クラブ研究発表大会で2年生が、「いざ!防災 -知識と体験で賢く身を守る-」という題目で、研究発表を行います。
【発表者からのコメント】
今年1月に起きた能登半島地震や夏の台風10号の被害から、自分にも災害が起こる危険性を感じたため研究を始めました。
避難生活を体験し、実験を行い、避難生活をより過ごしやすくすることを目指しました。
また、アンケートなどで防災の重要性を訴えました。
今回の発表を通して皆さんが防災についてより深く学ぼうと思うきっかけになったら嬉しいです。
研究した内容をリーフレット(『いざ!防災ハンドブック』)とショート動画にまとめました。ぜひご覧ください。
<リーフレット『いざ!防災ハンドブック』>リーフレット『いざ!防災ハンドブック』[PPTX:3MB]
<ショート動画:段ボールトイレ編>https://youtu.be/VJU6bh8U7GU
<ショート動画:袋カレー編>http://youtu.be/TreD2BypsCI?si=Bdt9oVNJR6y8PLum
<ショート動画:洗濯編>https://youtu.be/fIOlAZO9mr0
<ショート動画:浄水器編>https://youtu.be/N1DR_wMJR2
(今回プロジェクトを立ち上げた家庭クラブのメンバー)
2024年10月18日(金)
本校30期生が大阪科学賞を受賞
本校30期生の松﨑典弥氏(大阪大学大学院工学研究科教授)が,第42回大阪科学賞を受賞されました。受賞業績は「組織工学における細胞統合技術の先駆的研究」です。おめでとうございました。
詳細は,下記のWebページをご覧ください。表彰式・記念講演は2024年11月9日(土)に開催され,オンライン視聴も可能です。